録音デバイスは「小さければいい」わけではなかった。商談の現場で見えてきた、2台のICレコーダーの本当の違い。
結論の背景にあるデータのひとつ。Soundcore Workで録音した商談のうち、文字起こしがうまくいかなかった件数で、ある打合せでは途中5分間まるごと文字になっていなかった。
まず良かったのは、とにかく小型であること。そして録音データの文字起こし先を選べる仕組みで、プラン内容に合わせて使い分けられたのは実務上助かった。
本体が小さく、常に持ち歩ける。文字起こしの出力先をプランに応じて調整できる柔軟さ。
文字起こしの精度にばらつき。113件の録音のうち約10件で認識漏れがあり、ある回では会話が5分間まるごと欠落していた。
録音ボタンが押し込み式。ガジェットポーチの中で他のデバイスと接触し、意図せず何時間も録音し続けてバッテリーが切れていたことがあった。
議事録の自動生成がイマイチで、結局は文字起こしファイルをGeminiに渡して議事録を作る、という一手間が常態化していた。
そして、そのSoundcore Workを落としてしまった。買い替えのタイミングで、あえて同じメーカーは選ばなかった。
決め手は、身につけ方の自由度だった。リストバンドで手首に着けて録音することも、ピン型にして文房具のような見た目で持ち歩くこともできる。さらに「探す」デバイスとして機能する点も、紛失した直後だったからこそ響いた。
比較的小型で、身につけ方を選べる(リストバンド/ピン型)。文房具的な見た目に寄せられる。紛失時に探せる機能がある。
録音データを全て文字起こしする仕様のため、プランを無制限にしないと録音を躊躇してしまいそう。アルティメットプランは月額33,000円で、ここがネック。
実際、得意先からのTeams/Zoom招待による会議は自分が主催者になれないため、そちらの文字起こしはZoomの機能で代替しているのが現状。Plaudは主に対面・単独の商談録音で使う場面が中心になりそうだ。
この記事は、文系営業として現場で実際に使ったツールの記録です。今後もAI活用の試行錯誤を随時更新していきます。